【節約×健康】脱サラ準備中は“ランニングが最強の娯楽”だった話

脱サラ準備 × ランニング

【節約×健康】脱サラ準備中は“ランニングが最強の娯楽”だった話

はじめに:脱サラを考えたとき、真っ先に見直したのが「お金の使い方」

56歳でサラリーマンを卒業しようと決めたとき、最初に手をつけたのは「毎月の固定支出を見直すこと」でした。住宅ローンや学費といった削れない支出はもちろんあります。けれど、案外見直せるのが「娯楽費」や「交際費」。

そのなかで私がたどり着いた結論が、「ランニングこそ最強の節約娯楽」ということ。ランナーとしての習慣が、脱サラ準備にも大きな追い風となった理由を、今回はじっくりお話しします。

なぜランニングが節約になるのか?

ランニングは、基本的に「無料」で始められる数少ない趣味のひとつです。必要な道具は、最低限のウェアとシューズのみ。しかも一度そろえてしまえば、しばらくは買い替え不要。

たとえば以前の私の週末は、家族との外食や、飲み会、ちょっとしたレジャーで1〜2万円が飛んでいくのが普通でした。それが今では、早朝ラン→家族とブランチ→午後はブログ執筆…というルーティンに。

金を使わずとも、心身ともに満たされる休日。それはランニングがもたらしてくれた大きなギフトです。

「走る」ことがもたらす健康効果と医療費の節約

もうひとつ見逃せないのが「健康面での恩恵」です。

サラリーマン時代は、ストレスや不摂生から体重増加・血圧上昇なども気になっていました。しかし、ランニングを習慣化したことで体重は-4kg、血圧は正常値に。結果として医者にかかる頻度も減り、薬代もゼロに。

50代に入ると、「健康=お金」という構図がますますリアルになります。保険を増やすより、まずは自分の体を鍛えて守る。ランニングはその最強の手段なのです。

走っている間に“浪費グセ”が消えていく

不思議なことに、走る習慣がつくと「無駄遣いが減る」という副産物も。

理由は2つ。1つ目は、早起きやランの予定を優先することで「そもそもお金を使う場面が減る」こと。2つ目は、「走ると頭がスッキリして、衝動買いのような行動が減る」ことです。

走ったあとは気分が満ち足りていて、ついネットでポチるような欲望も薄れがち。“欲をコントロールできる”ようになったのは、ランナーとしての自制心が鍛えられたからかもしれません。

ランニングが心の娯楽になる瞬間

「節約できる」「健康になる」だけじゃない。何より私がランニングに救われたのは、「気持ちの安定」でした。

脱サラを考えると、不安・焦り・プレッシャーが次々と押し寄せます。そんな時に朝の河川敷を走ると、ふっと肩の力が抜けるのです。

鳥のさえずり、季節の風の変化、身体を動かす感覚…どれもが「生きている実感」として、日々を支えてくれました。

お金もない、肩書きもない。でも、走っている自分がいる。それだけで、何とかなると思えた日が何度もあります。

サブ3.5を目指すこと=人生の軸になる

私にとって、ランニングはただの節約ツールではなく「人生の軸」でした。とくにサブ3.5という目標は、脱サラ準備中の“モチベーションの柱”でもありました。

仕事を辞めたら、時間も体力も増える。その時こそ、3時間半切りを本気で目指せる…!

そんな想いが、日々の筋トレや食生活の見直しにもつながりました。目標があるからブレない。これこそ、ランナーであることの最大の強みだと感じています。

おわりに:走れる体は、これからの人生の通貨になる

節約・健康・メンタル安定・目標設定。ランニングは、これからの不確かな人生を支える「通貨」のような存在です。

派手に稼げなくてもいい。でも、自分の足で毎日を前に進める力がある。それがどれだけ心強いことか。

きっとあなたの中にも、「強くしなやかな武器」が眠っているはずです。

脱サラに向けて不安を感じている50代の方こそ、ぜひ一度「走ること」を見直してみてほしいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました